e-4ORCE
e-4ORCE
それは、まさに電気で走る4WDの新体感。
これまでの4WDは、雪道や未舗装路などで主に発揮される機能でした。これに対して、e-4ORCEは、日常からアウトドアまですべてのシーンで「走る・曲がる・止まる」性能を飛躍的に向上し、4WDの価値を大きく転換するテクノロジーです。前後2つのモーターと4輪のブレーキを瞬間的に統合制御。その思ったとおりに曲がれるスムースなドライビングと、高級セダンのような上質な快適性は電気で走る4WDの新体感です。
Photo:X e-4ORCE(3列シート車)。ボディカラーはカーディナルレッド(CPM)〈#NBL・スクラッチシールド〉(特別塗装色)。ルーフレールは、メーカーオプション。
トリビアを読む
「人の感覚を超える」
上質な乗り心地
前後の揺れを抑制して上質な乗り心地に。
2つのモーターが前後の駆動力と回生ブレーキを絶妙に制御し、前のめりになる不快な揺れを抑制。信号や渋滞の多い市街地で、高級セダンから乗り換えても上質だと感じる乗り心地を提供します。
意のままのハンドリング
曲がりやすいように駆動力とブレーキを統合制御。
路面状況やドライビングによって刻々と変化する4輪の接地荷重に応じてタイヤのグリップ力を最大限に発揮できるよう、電気の力で前後のトルク配分と4輪のブレーキを統合制御します。これにより、人間の感覚をはるかに超える瞬間的な速さで緻密に車体をコントロール。カーブでアクセルを踏んでも外に膨らみにくく、これまで以上に思い通りのハンドリングを楽しむことができます。
雪道での高い安心感
雪道でもしっかりとクルマをコントロール。
氷結路や雪道などを運転するときには、熟練ドライバーでも緊張を感じるものです。e-4ORCEは、モーターのトルクとブレーキを瞬間的に緻密に統合制御することでクルマの動きを安定させます。これにより、滑りやすい路面でアクセルを操作した場合でも、トルクを最適に制御するため、ドライバーはしっかりとクルマをコントロールできます。
■滑りやすい路面での駆動力制御
●前後駆動力配分制御
滑りやすい路面にて前後輪のスリップ傾向を検知して、滑っていない方のタイヤに駆動力を配分することで加速性を維持しながら安定した走行を実現します。
前輪がスリップして車両が想定ラインよりも膨らむ場合、後輪側へ配分しトレース性を向上させます。(左図)
後輪がスリップして車両がスピンしそうな場合、前輪側へ配分し、安定してコーナーを走行させます。(中図)
●トータル駆動力制御
滑りやすい路面でタイヤが滑る前にトルクダウンを行うことでタイヤスリップによるトレース性悪化を抑えます。それでもタイヤスリップが収まらない場合はさらにトルクダウン(TCS)を行い急激な挙動変化を抑えます。(右図)