環境・品質

ニッサン・グリーンプログラム
日産は、「人とクルマと自然の共生」を実現するため、「気候変動」「資源依存」「大気品質と水」を重点課題とし取り組みを推進しています。将来の世代へ誠実に責任を果たし、人々の生活が、持続可能で自然と調和できる社会づくりを目指していきます。

CO₂排出量の削減
NV200バネットのバン2WD車は、「2022年度燃費基準+5%」を達成しました。

エアコン冷媒
日産は、カーエアコン冷媒の乗用車平均GWP値150*を達成しました。貨物・バス平均GWP値150の2029年度達成を目指しています。
NV200バネットのエアコンでは、HFC-134a（GWP値1430）を450g（リヤクーラー付車は＋650g）使用しています。
この冷媒は、大気放出禁止、廃棄時回収が必要です。
＊フロン法目標：国内向け年間出荷台数の加重平均GWP値150以下（乗用車2023年度以降、貨物・バス2029年度以降）（Global Warming Potential：地球温暖化係数）。
製造事業者：日産自動車株式会社

WLTCモードで低排出ガス車認定を取得
NV200バネットは、WLTCモードで試験を実施し、バン2WD車は「平成30年基準排出ガス50％低減レベル」を達成しました。

リサイクル性の向上
リサイクルしやすい材料や再生された材料を使用して資源の有効利用に取り組んでいます。

Quality
お客さまがショールームでクルマに触れた瞬間に抱かれる大きな期待。おクルマをお求めいただいたあとにも変わることのない信頼感。このふたつの思いを、私たち日産は大切にしています。お客さまのカーライフ全体を通じて、すべてのシーンで、高い品質をいつも、いつまでもご提供していくために、私たちは活動を続けています。

NV200バネットは、最新の設計技術などにより耐久性・信頼性を向上。世界で通用する高度な製品品質を実現しています。

グローバル市場に対応する厳しい耐久性・信頼性基準をクリア。

開発前段階でグローバル戦略車として要求される世界各地の過酷な環境要件・多様な使われ方を徹底的に調査し、厳しい耐久性・信頼性目標を設定。グローバルで通用する品質を実現しています。

デジタルテクノロジーを駆使して品質を大きく向上。

最新のデジタルテクノロジーを最大限に活用。車体の耐久性・信頼性、衝突安全性はもちろん、空気抵抗や操作部品のレイアウトなども3D-CADを用いて解析し、開発車両の製作開始前に設計品質を高めています。

お客さま視点に立った300以上の品質評価を実施。

日産独自の品質評価システムAVES（Alliance Vehicle Evaluation Standard）に基づき、お客さまの視点に立って設定した300以上の項目を徹底的にチェック。試作車だけでなく量産車も定期的に評価することで品質を大きく高めています。

NV200バネットの高品質を生みだす日産車体湘南工場。

日産車体湘南工場は神奈川県平塚市に位置し、NV200バネットの他にADなどを担当。高品質なクルマづくりに取り組んでいます。
2007年度には、日本科学技術連盟の「日本品質奨励賞 品質革新賞」を受賞。
開発・生産技術・製造・品質保証の各部が協働して品質を保証する開発プロセスが認められました。