First Contact Nissan Technology
~技術の日産にふれる~
エポロの日常
まるっこいフォルムにつぶらな瞳。 日産で開発されたロボットカー「エポロ(EPORO)」は、その愛くるしいボディにたくさんの技術が詰め込まれています。 そんなエポロの日常を通して、自動運転を実現するために重要な「認知」「判断」「制御」に関する技術を紹介します。
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第30話:エポロは未来に向けて進む
ありがとうございました
「エポロの日常」は今回の30話で無事完結となりました。
お読みいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。
最終話では、初めて「プロパイロット」が搭載された「セレナ」、「プロパイロット 2.0」が搭載された「スカイライン」、そして「日産 アリア」とともに、「エポロ」たちが未来に向かって歩いてゆきます。
生活の中にある「認知」「判断」「制御」の考えが、自動運転につながる技術になっていることや、自動運転につながる技術を身近に感じてけたなら嬉しいです。
またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。
第29話:エポロはおさらいする
技術紹介
「エポロ」だけではなく、皆さんの日々の生活の中でも行われている「認知」「判断」「制御」。
皆さんの運転シーンで安全のためにお手伝いする、自動運転につながる技術が搭載されている日産のクルマはもうすでにたくさんあるんですよ。
第28話:エポロはどっちを選ぶ
技術紹介
「エポロ」はおやつを検知しましたが、日産の標識検知機能が搭載されたクルマなら、速度標識などを検知すると表示でお知らせし、見落とさないよう、ドライバーをアシストします。
「エポロ」ってこんなロボット
「エポロ」の動きのモデルとなったのは、イワシのような、群れを形成して泳ぐ魚。こういった魚は、障害物を回避しながら、お互いにぶつかることなく、密集して泳ぐことができます。これは近くの仲間の位置に応じて、「衝突回避」「並走」「接近」という3つのルールに従い、動きを変化させているから。「エポロ」にはこの3つのルールが適用されているので、事故を起こさず走行できるのです。
では、3つのルールを守るために、「エポロ」はどうやって近くの仲間を認識しているのでしょうか。魚は主に、「側線感覚」と「視覚」をセンサーとして活用し、周囲の状況を認識しています。「エポロ」は、「レーザーレンジファインダー(LRF)」と「UWB通信技術(※)」が搭載されており、それぞれ「側線感覚」と「視覚」の役割を担っています。
「エポロ」は、2つの周囲環境認識技術と、3つの魚群走行のルールにより、自由に変形可能な群れを形成し、安全で効率の良い走行が可能となっているのです。
※ UWB(Ultra Wide Band)通信:近距離用の無線通信
すべてのクルマが「エポロ」のようにお互いを認識し、「衝突回避」「並走」「接近」のルールに従い走行できるようになれば、事故や渋滞のない、安全で効率のよいクルマ社会が実現するでしょう。
「エポロの日常」の作画を担当するのは、2003年よりグローバルデザイン本部で感性品質を担当し、本年6月よりデザインビジネスマネジメント部で地域貢献・CSRなどを担当する羽渕 裕美子。連載するにあたって、「まるで人間のように楽しく生きる愛嬌たっぷりのエポロたちの日常を、自動運転や安全技術の知識も交えて描いていきます。がんばります!」との抱負をのべています。
いつも「エポロの日常」をご愛読いただきありがとうございます!
日頃の感謝を込めまして、日産のデザイナーから「エポロ」のぬりえをプレゼントします。ぜひ印刷して、「エポロ」をカラフルに描いてください!