日産名車再生クラブ
日産名車再生クラブ
日産名車再生クラブ
1985年全日本ラリー選手権優勝車の再生 HZ31型フェアレディZ 300ZX

NISMO創立40周年記念の意味合いも
雪化粧を施した美しい富士山を背景にB110型、B310型サニーを従えて先導する懐かしいトリコロールのHZ31型フェアレディZ。「2024年に創立40周年を迎えたニスモが創立当時に製作した車両なので選びました」と日産名車再生クラブの全体統括である河合俊明さんは教えてくれた。
2006年4月に日産テクニカルセンター内の開発部門従業員を中心に活動を開始した社内クラブである「日産名車再生クラブ」が、2024年に手掛けることになった「HZ31型フェアレディZ 300ZX 1985年全日本ラリー選手権優勝車」。2024年がニスモ創立40周年記念の年であったこと。そしてニスモとして初めて手掛けたクルマがHZ31型であり、且つ、チャンピオンを取った記念のクルマであったことから選ばれたというが、「実は2019年の再生候補の1台だったのですが、現車確認時にフロアの錆が酷くて止めた経緯があったんですよ」と河合さんは言う。「今回、レストアを行なうことになりましたので、ボディ担当に再度状態を確認し、『なんとかなる!』と言ってくれたので決めました。」
雪化粧を施した美しい富士山を背景にB110型、B310型サニーを従えて先導する懐かしいトリコロールのHZ31型フェアレディZ。「2024年に創立40周年を迎えたニスモが創立当時に製作した車両なので選びました」と日産名車再生クラブの全体統括である河合俊明さんは教えてくれた。
2006年4月に日産テクニカルセンター内の開発部門従業員を中心に活動を開始した社内クラブである「日産名車再生クラブ」が、2024年に手掛けることになった「HZ31型フェアレディZ 300ZX 1985年全日本ラリー選手権優勝車」。2024年がニスモ創立40周年記念の年であったこと。そしてニスモとして初めて手掛けたクルマがHZ31型であり、且つ、チャンピオンを取った記念のクルマであったことから選ばれたというが、「実は2019年の再生候補の1台だったのですが、現車確認時にフロアの錆が酷くて止めた経緯があったんですよ」と河合さんは言う。「今回、レストアを行なうことになりましたので、ボディ担当に再度状態を確認し、『なんとかなる!』と言ってくれたので決めました。」
雪化粧を施した美しい富士山を背景にB110型、B310型サニーを従えて先導する懐かしいトリコロールのHZ31型フェアレディZ。「2024年に創立40周年を迎えたニスモが創立当時に製作した車両なので選びました」と日産名車再生クラブの全体統括である河合俊明さんは教えてくれた。
2006年4月に日産テクニカルセンター内の開発部門従業員を中心に活動を開始した社内クラブである「日産名車再生クラブ」が、2024年に手掛けることになった「HZ31型フェアレディZ 300ZX 1985年全日本ラリー選手権優勝車」。2024年がニスモ創立40周年記念の年であったこと。そしてニスモとして初めて手掛けたクルマがHZ31型であり、且つ、チャンピオンを取った記念のクルマであったことから選ばれたというが、「実は2019年の再生候補の1台だったのですが、現車確認時にフロアの錆が酷くて止めた経緯があったんですよ」と河合さんは言う。「今回、レストアを行なうことになりましたので、ボディ担当に再度状態を確認し、『なんとかなる!』と言ってくれたので決めました。」
キックオフ式が6月22日(土)に行われ、現車詳細確認を6月末、車両分解を7月からスタートさせた。10月にはボディ塗装に入り、パワーユニット搭載を11月中に終え、その後、試走をして出来ることならば2023年度にパルサーGTI-Rで叶わなかったニスモフェスティバルでの走行を実現させ、イベントに花を添えたい。クラブのメンバー全員の思いはひとつとなった。
キックオフ式が6月22日(土)に行われ、現車詳細確認を6月末、車両分解を7月からスタートさせた。10月にはボディ塗装に入り、パワーユニット搭載を11月中に終え、その後、試走をして出来ることならば2023年度にパルサーGTI-Rで叶わなかったニスモフェスティバルでの走行を実現させ、イベントに花を添えたい。クラブのメンバー全員の思いはひとつとなった。
キックオフ式が6月22日(土)に行われ、現車詳細確認を6月末、車両分解を7月からスタートさせた。10月にはボディ塗装に入り、パワーユニット搭載を11月中に終え、その後、試走をして出来ることならば2023年度にパルサーGTI-Rで叶わなかったニスモフェスティバルでの走行を実現させ、イベントに花を添えたい。クラブのメンバー全員の思いはひとつとなった。
「HZ31型フェアレディZ 300ZX 1985年全日本ラリー選手権優勝車」のベース車両であるZ31型フェアレディZは1983年(昭和58年)にデビュー。歴代フェアレディZのロングノーズ・ショートデッキのスタイルを受け継ぎ、Y30型セドリック・グロリアより採用されたV型6気筒のVG型エンジンを搭載するモデルだ。再生する車両は、1984年10月に発足したニスモが1985年度の全日本ラリー選手権シリーズへの参戦にあたり、VG30ET型エンジン搭載車をベースに開発している。
当時、ドライバーとなる神岡政夫氏にZ31型フェアレディZとS12型シルビアの2台をシリーズ参戦の候補車両として提案したところ、「ホイールベースが短い車両が良い」という神岡氏の要望により選択されたZ31型。シリーズ途中の第3戦から参戦し、競合するトヨタのレビン/トレノ(AE86型)、三菱のスタリオン(A183A型)などに対し、第6戦 ツールド九州 ’85、第7戦 ’85 ツールド東北での連続優勝(神岡政夫/中原祥雅組)をはじめ着実にポイントを重ね、その年のシリーズチャンピオンを獲得している。
「HZ31型フェアレディZ 300ZX 1985年全日本ラリー選手権優勝車」のベース車両であるZ31型フェアレディZは1983年(昭和58年)にデビュー。歴代フェアレディZのロングノーズ・ショートデッキのスタイルを受け継ぎ、Y30型セドリック・グロリアより採用されたV型6気筒のVG型エンジンを搭載するモデルだ。再生する車両は、1984年10月に発足したニスモが1985年度の全日本ラリー選手権シリーズへの参戦にあたり、VG30ET型エンジン搭載車をベースに開発している。
当時、ドライバーとなる神岡政夫氏にZ31型フェアレディZとS12型シルビアの2台をシリーズ参戦の候補車両として提案したところ、「ホイールベースが短い車両が良い」という神岡氏の要望により選択されたZ31型。シリーズ途中の第3戦から参戦し、競合するトヨタのレビン/トレノ(AE86型)、三菱のスタリオン(A183A型)などに対し、第6戦 ツールド九州 ’85、第7戦 ’85 ツールド東北での連続優勝(神岡政夫/中原祥雅組)をはじめ着実にポイントを重ね、その年のシリーズチャンピオンを獲得している。
「HZ31型フェアレディZ 300ZX 1985年全日本ラリー選手権優勝車」のベース車両であるZ31型フェアレディZは1983年(昭和58年)にデビュー。歴代フェアレディZのロングノーズ・ショートデッキのスタイルを受け継ぎ、Y30型セドリック・グロリアより採用されたV型6気筒のVG型エンジンを搭載するモデルだ。再生する車両は、1984年10月に発足したニスモが1985年度の全日本ラリー選手権シリーズへの参戦にあたり、VG30ET型エンジン搭載車をベースに開発している。
当時、ドライバーとなる神岡政夫氏にZ31型フェアレディZとS12型シルビアの2台をシリーズ参戦の候補車両として提案したところ、「ホイールベースが短い車両が良い」という神岡氏の要望により選択されたZ31型。シリーズ途中の第3戦から参戦し、競合するトヨタのレビン/トレノ(AE86型)、三菱のスタリオン(A183A型)などに対し、第6戦 ツールド九州 ’85、第7戦 ’85 ツールド東北での連続優勝(神岡政夫/中原祥雅組)をはじめ着実にポイントを重ね、その年のシリーズチャンピオンを獲得している。